1978年のAOR名盤

2020年7月6日

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AORの名盤 (1978年) (続き)

1978年のAORの名盤のうち、残り29タイトルを紹介します。

各作品のアーティスト名とタイトル、CDの再発状況などを整理し、廃盤や未CD化のため入手困難な場合はその旨を示しました。アルバムの内容については、管理人のレビュー記事を参考にしてください。

  • 078: Jerry Corbetta / Jerry Corbetta

80年に “Frankie Valli & The Four Seasons" のメンバーになり、84年まで活動したJerry Corbettaの唯一のアルバム。軽やかなシティ・ポップの「Sensitive Soul」や哀愁漂うメロウ・バラードの「Caribbean Lady」を収録。ワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」から2016年に高品質CDで再発されています。

  • 079: Kerry Chater / Love On A Shoestring (ちぎれそうな恋)

カナダ出身のKerry Chaterのセカンド・アルバム。華美なアレンジを抑え、素材の良さで勝負する内容です。タイトル曲はCaptain & Tennilleにカヴァーされ、全米55位をマーク。2016年にワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」から1stアルバム『Part Time Love』(77年)が高品質CDで再発されています。

  • 080: Dane Donohue / Dane Donohue

アメリカのシンガー・ソングライター、Dane Donohueの唯一のアルバム。Terence Boylanがプロデュースを担当しており、作風や歌声も似ています。1曲目の「Casablanca」は名曲。ソニーの「AOR CITY 1000」シリーズから2016年7月にCDが再発されました。

  • 081: Brian Elliot / Braian Elliot (君と一緒に)

Madonnaの1986年の大ヒット曲「Papa Don’t Preach」(全米1位)の作者であるBrian Elliotの唯一のアルバム。ロックン・ロールやR&Bをベースにしたシティ・ポップ、シティ・ソウルを満喫できる “知る人ぞ知る" という感じのAORの名作。

  • 082: Wondergap / Wondergap

シンガー・ソングライターのAndy Goldmarkが、ギタリストのJim Ryan、女性シンガーのHolly Sherwoodと結成したポップ・トリオ、Wondergapの唯一のアルバム。NYを中心に活躍するジャズの名手たちが参加し、ポップでありながら、曲と演奏がとても洗練しています。

  • 083: Marcus Joseph / Things I Meant To Say (伝えたかった言葉)

アメリカのシンガー・ソングライター、Marcus Josephの唯一のアルバム。Rupert Holmesなどのカヴァーと自作の曲を繊細な優しい声で歌います。プロデュースを担当したのはParker McGee。ワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」から2016年に高品質CDで再発されました。

  • 084: Jesse Barish / Jesse Barish

Marty Balinのヒット曲「ハート悲しく」(全米8位)の作者であるJesse Barishのファースト・アルバム。Marty Balinがプロデュースを担当しています。アコースティックな響きと独特の浮遊感のある曲が魅力。ソニーの「Nice Price Returns」シリーズから2016年9月にCDが再発されました。

  • 085: Crackin’ / Special Touch

白人・黒人混成の大型グループ、Crackin’のラスト・アルバム。メロウでファンキーなグルーヴ、豊かなメロディ、ソウルフルな歌声、爽やかなハーモニー、躍動感のある演奏。心地よい音楽に求められる要素が揃ったアルバムです。ワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」から2016年に高品質CDで再発されました。

  • 086: Cuba Gooding / The 1st Cuba Gooding Album (ザ・ファースト)

60年代後半から70年代にかけて活躍したソウル・グループ、The Main Ingredientのリード・シンガーを担当したCuba Goodingのソロ1作目。David Fosterが6曲でリズム・アレンジを担当し、都会的な洗練をさり気なく纏ったメロウなポップ・ソウル・アルバムになっています。

  • 087: Jorge Santana / Jorge Santana (サンディ)

ギタリストのCarlos Santanaの実弟、Jorge(ホルヘ) Santanaのソロ・デビュー作。ラテンの香りのするメロウでグルーヴィーな楽曲を満喫できます。高中正義の76年のデビュー作『Seychelles』のオープニングを飾る名曲、「Oh! Tengo Suerte」をカヴァーしています。

  • 088: James Vincent / Waiting For The Rain

アメリカのラテン・ロック・グループのAztecaに在籍したギタリスト、James Vincentのソロ3作目。メロウ・グルーヴあり、ジャズ・ロックあり、ブラス・ロックありと、ジャンルの垣根を越えて音楽性を融合させる、まさにクロスオーバーなアルバムです。

  • 089: Sweet Comfort Band / Breakin’ The Ice

Sweet Comfort BandはCCMシーンで活躍した4人組のロック・バンド。メンバーの中心は、キーボードとリード・ヴォーカルを担当するBryan Duncanです。本作はSeawindのBob Wilsonがプロデュースを担当した2作目。名バラードの「I Love You With My Life」を収録しています。

  • 090: Messenger / Bringin’ The Message

Messengerは、CCMシーンで活躍するブルー・アイド・ソウル・シンガーのRick Risoの在籍したグループ。本作はセカンド・アルバムで、ポップ、ソウル、ファンク、ジャズといった要素をハイブリッドしたサウンドはとても洒落ていて、清濁併せ呑むような懐の深さです。

  • 091: James Walsh Gypsy Band / James Walsh Gypsy Band

James Walsh Gypsy Bandは、キーボード兼リード・ヴォーカル担当のJames Walsh率いる8人組。70年代前半に活動したGypsyというバンドが母体になっています。本作はファースト・アルバムで、風通しのいいブルー・アイド・ソウルといった趣きの洗練されたサウンドです。

  • 092: Macky Feary Band / Macky Feary Band

ハワイの名グループであるKalapanaに在籍したMackey Fearyが結成したグループ、Macky Feary Bandのファースト・アルバム。「You’re Young」「Catherine」など、ホノルルの美しい夜景に映える甘く優美なメロディを満喫できるアルバムです。

  • 093: Denne And Gold / Denne & Gold

Denne And Goldは、Micky DenneとKen Goldの二人による英国のソングライター・デュオ。本作は彼らの唯一のアルバムです。軽やかで柔らかいブルー・アイド・ソウルが満載で、さながら初期のHall & Oatesの英国版といった趣きがあります。

  • 094: Scott English / Scott English
Scott English / Scott English

入手の難しいアルバムです。

  • 095: Russ Ballard / At The Third Stroke (サード・ストローク)

Argentの元メンバーで、ロック系の様々なアーティストにヒット曲を提供している英国のソングライター、Russ Ballardの3枚目のソロ・アルバムです。David FosterやTOTOのメンバーが参加し、入魂のロック・チューンから優しいバラードまで、聴きやすいメロディの曲が揃っています。

  • 096: Kiki Dee / Stay With Me

Elton Johnとの「恋のデュエット」(76年, 米1位)のヒットで知られる英国の女性シンガー、Kiki Deeの78年のアルバムです。華のあるポップなナンバーとフレッシュで力強い歌声を味わえる好盤。本作を収めた5CDのBOXセット『Original Album Series : Kiki Dee』が2015年に発売されています。

  • 097: Marshall Hain / Dancing In The City

女性シンガーのKit Hainと男性キーボード奏者のJulian Marshallによる英国のポップ・デュオ、Marshall Hainの唯一のアルバムです。タイトル曲は全米43位、全英3位のヒットを記録。ヴェールの向こうから聞こえてくるようなミステリアスな響きのあるKit Hainの歌声が魅力です。

  • 098: Mark-Almond / Other Peoples Rooms

英国出身のJon Mark(vo, ag)とJohnny Almond(sax, flute)によるポップ・ロック・デュオの6作目。Tommy LiPumaのプロデュースのもと、独特の “けだるさ" のある楽曲を、ジャジーでエレガントなサウンドに仕立てた個性的な内容です。2015年にデジタル・リマスタリング、紙ジャケット仕様で輸入盤のCDが再発されました。

  • 099: Frank Weber / … As The Time Flies

アメリカのシンガー・ソングライター、Frank Weberのデビュー作。素朴で温かい楽曲を丁寧に仕上げており、繊細で優しい音になっています。ソニーの「AOR CITY 1000」から2017年にCDが再発されました。80年の2作目『ニューヨークのストレンジャー』も同時に再発です。

  • 100: Henry Gaffney / On Again Off Again

田中康夫氏のデビュー小説『なんとなく、クリスタル』(80年)や、『たまらなく、アーベイン』(84年)に紹介されたことで日本でも知られるようになったNY生まれのシンガー・ソングライター、Henry Gaffneyの2作目。洒落ていて雰囲気のあるサウンドです。

  • 101: Livingston Taylor / 3-Way Mirror (三面鏡)

James Taylorの弟であるLivingston Taylorの4作目。Nick DeCaroのプロデュースです。アコースティックな響きのある穏やかな曲調や歌声、歌い方は兄とそっくり。いや、区別が付かないほどです。ソニーの「AOR CITY 1000」シリーズから2016年にCDが再発されました。

  • 102: Art Garfunkel / Watermark

Art Garfunkelのソロ3作目で、Jimmy Webbの作品集です。ソニーの「AOR CITY 1000」から2016年にCDが再発されました。75年の『愛への旅立ち』も同時に再発です。これらに81年の名作『Scissors Cut』などを加えた5CDのBOXセット『Original Album Classics : Art Garfunkel』もおすすめ。

  • 103: Carly Simon / Boys In The Trees (男の子のように)

NY生まれの女性シンガー・ソングライター、Carly Simonの7作目。Michael McDonaldと共作した「You Belong to Me」が全米6位のヒットを記録します。夫のJames Taylorとのデュエットもありますが、白眉はタイトル曲。包容力のある歌声と澄み切ったアコースティック・サウンドに感動します。

  • 104: Nicolette Larson / Nicolette (愛しの二コレット)

西海岸の音楽シーンで活躍した女性シンガー、Nicolette Larsonのデビュー作。Neil Youngの書いた名曲「Lotta Love」が全米8位のヒットを記録。Sam CookeやLauren Wood, J.D. Southerなどの選曲も素晴らしく、哀感と愛らしさを備えた天性の歌声にメロメロになる一枚。2018年にワーナーの「新・名盤探検隊 紙ジャケ編」から高音質CDで再発されました。

  • 105: Valerie Carter / Wild Child

フロリダ生まれの女性シンガー・ソングライター、Valerie Carterの2作目。TOTOのメンバーやJay Graydon等が参加した洗練度の高い内容です。ソニーの「AOR CITY 1000」から2017年にCDが再発されました。77年のデビュー作『愛はすぐそばに』も同じシリーズから2016年に再発されています。

  • 106: Nancy Shanx / Nacny Shanx
Nancy Shanx / Nacny Shanx

入手の難しいアルバムです。

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