1980年のAOR名盤

2019年12月18日

AORの代表的なアルバムのうち、1980年に発売された39作品(Airplay, Christopher Cross, Robbie Dupreeなど)について、アーティスト名とタイトル、CDの再発状況などをまとめています。アルバムの内容については、管理人のレビュー記事を参考にしてください。

Airplay / Airplay (ロマンティック)

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AORの名盤 (1980年)

Jay GraydonとDavid FosterによるAORユニットのAirplayが、名作『ロマンティック』を発表した年です。Christopher Crossのデビュー・アルバム『南から来た男』はグラミー賞の5部門を受賞。Air Supplyの『Lost In Love』も大ヒットし、AORがチャートや評価において高いポジションを獲得します。

  • 155: Airplay / Airplay (ロマンティック)

Jay Graydon(g, vo), David Foster(k), Tommy Funderburk(vo)の3人によるユニット、Airplayの唯一のアルバム。AORシーンをリードするGraydonとFosterが組んだことから、別格の評価をされている人気作です。ソニーの「AOR CITY 1000」から2016年にCDが再発されました。

  • 156: Christopher Cross / Christopher Cross (南から来た男)

澄み切った歌声が魅力のChristopher Crossのデビュー作。最も華々しい成果をあげたAOR作品の1つです。「Sailing」(全米1位)や「風立ちぬ」(同2位)などがシングル・ヒットし、グラミー賞5部門を受賞。2018年にワーナーの「新・名盤探検隊 紙ジャケ編」から高音質CDで再発されました。

  • 157: Robbie Dupree / Robbie Dupree (ふたりだけの夜)

NY出身のシンガー・ソングライター、Robbie Dupreeのデビュー作。Crackin’のPeter BunettaとRick Chudacoffがプロデュースを担当し、「Steal Away」(全米6位)と「Hot Rod Hearts」(同15位)がヒットします。ワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」から2016年に高品質CDで再発されました。

  • 158: Tony Sciuto / Island Nights

日本人の琴線に触れるような哀感と湿度のあるメロディを書くことで人気のTony Sciuto。本国のアメリカではなく、日本でちょっとしたヒットになったデビュー作がこの『Island Nights』。Marcus JosephやNigel Olssonなどが収録曲をカヴァーしています。

  • 159: Dick St. Nicklaus / Sweet And Dandy

大阪で人気に火のついたDick St. Nicklausのセカンド・アルバム。大阪への恩返しのような「Osaka Moon」など、温もりのある真っすぐな歌が魅力。2016年にソニーの「AOR CITY 1000」から、79年のデビュー作『Magic』のCDが再発されました。

  • 160: Nigel Olsson / Changing Tides

Elton JohnのバンドのドラマーだったNigel Olssonのソロ5作目。Airplayの「Should We Carry On」などをカヴァーしています。ソニーの「AOR CITY 1000」から2016年に世界初CD化されました。同じシリーズからは、79年の『涙のダンシング・シューズ』も再発されています。

  • 161: Peter Allen / Bi-Coastal

オーストラリア生まれのシンガー・ソングライター、Peter Allenの6作目。Fosterがプロデュースした当時の作品の中では1番に挙げて良いくらい、曲・演奏・アレンジのクオリティが高いです。ソニーの「AOR CITY 1000」では、83年の『Not The Boy Next Door』が再発されています。

  • 162: Ray Kennedy / Ray Kennedy (ロンリー・ガイ)

60年代から様々なミュージシャンと接点があるRay Kennedyのソロ2作目。David Fosterがプロデュースを担当し、TOTOの面々がエネルギッシュに演奏する人気盤です。「You Oughta Know by Now」は八神純子の80年のヒット曲「パープル・タウン」の原曲として知られています。

  • 163: Average White Band / Shine

スコットランドで結成されたファンク/R&Bグループ、AWBの8作目。David Fosterをプロデューサーに起用し、軽快なダンス・チューンも甘美なバラードもスタイリッシュにアレンジ。Edsel Records UKから、『Feel No Fret』(79年), 『Volume Ⅷ』(80年), 『Cupid’s In Fashion』(82年)と本作を収録した『4 in 2のCDセット』も発売されています。

  • 164: Heat / Heat

サックス奏者のTom Savianoが男女二人のシンガーと結成した3人組のブラック・コンテンポラリー・グループ、Heatの1作目。ヴィヴィド・サウンドから2013年に、本作と『Still Waiting』(81年)の代表曲を再構築し、未発表曲を加えた3作目『Heat Revisited』が発売されています。

  • 165: Larsen-Feiten Band / Larsen-Feiten Band

キーボード奏者のNeil LarsenとギタリストのBuzzy Feitenが結成したLarsen-Feiten Bandのデビュー作。Tommy LiPumaによるプロデュースです。ワーナーの「AOR BEST SELECTION 1300」から2016年に高品質CDで再発。82年の『Full Moon featuring Neil Larsen & Buzz Feiten』も再発されました。

  • 166: Seawind / Seawind (海鳥)

Bob Wilson(ds)とPauline Wilson(vo)夫妻を中心にハワイで結成されたフュージョン・グループ、Seawindの4作目。Pauline Wilsonのキュートながらパンチのある美声と、Jerry Hey(tp), Larry Williams(sax)等による “シーウィンド・ホーン・セクション" のモダンな音とテクニックが魅力です。

  • 167: Scott Jarrett / Without Rhyme Or Reason

著名なジャズ・ピアニストであるKeith Jarrettの弟で、シンガー・ソングライターとして活動したScott Jarrettの唯一のアルバム。兄のKeithも参加して、2曲で繊細かつ自由なタッチのピアノを弾いています。Scott Jarrettもアコースティック・ギターの腕前を存分に披露。

  • 168: Googie And Tom Coppola / Shine The Light Of Love

男性キーボード奏者のTom Coppolaと女性シンガーのGoogie Coppolaによる夫婦のデュオ、Googie And Tom Coppolaの唯一のアルバム。Googieのキュートで澄み切った美声とTomの浮遊感のあるキーボードの相性はピッタリで、それがこのデュオの一番の魅力になっています。

  • 169: Ambrosia / One Eighty (真夜中の晩餐会)

70年代初めにLAで結成されたプログレッシヴ・ロック・バンド、Ambrosiaの4作目。若干のプログレ色を残しながらも「You’re The Only Woman」(全米13位), 「Biggest Part Of Me」(同3位)という洗練されたバラード・ヒットを生んだAORの人気作です。2014年に輸入盤が再発されました。

  • 170: Amy Holland / Amy Holland (エイミー)

Michael McDonaldの奥様として知られるAmy Hollandのデビュー作。Michael McDonaldがプロデュースを担当しています。Paul Bliss作の「How Do I Survive」が全米22位をマーク。ユニバーサル・ミュージックから2014年にデジタル・リマスタリング、紙ジャケ仕様で再発されました。2作目の『恋に焦がれて』も同時に再発です。

  • 171: Far Cry / The More Things Change (ファー・クライ)

シンガー・ソングライターのPeter ThomとPhil Galdstonによるユニット、Far Cryの唯一の作品。Steely Danのエンジニアを務めたElliot Scheinerがプロデュースを担当し、『Aja』『Gaucho』のミュージシャンの多くが参加しています。ソニーの「AOR CITY 1000」から2016年にCDが再発されました。

後半も引き続きお楽しみください。

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