Footloose / Footloose (1980年) – アルバム・レビュー

2019年11月12日

おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Footlooseの1980年のアルバム『Footloose』の紹介です。

Footloose / Footloose (1980年) フロント・カヴァー

Footlooseはカナダで結成された5人組。後にDavid Fosterのサポートを得て全米進出を果たすTim Feehanが在籍したグループだ。

80年代好きにとっての "Footloose" と言えば、84年のヒット映画『Footloose』だったり、その『サントラ盤』になるわけだが、その4年前に同名のグループが存在した。

本作はFootlooseの唯一のアルバム。フロント・カヴァーにはB級ポップ的なオーラが出ているし、バック・カヴァーのイケてない5人を見るとますますB級感も高まるが、音の方は素晴らしい。メロウで爽やかなサウンドを楽しめアルバムとして、金澤寿和さんの著書『AOR Light Mellow』にも紹介されている。

Footloose / Footloose (1980年) バック・カヴァー

Tim Feehanは1曲(5)を除く全ての曲を作曲しており、非凡な作曲能力を発揮している。メロウな「Leaving For Maui」や「Time Is Right」、軽快な「Just Enough Love」やトロピカル・ムードの「Dancin' Feelin'」、ポップでキュートな「It'll Take Some Time」や美しいバラードの「Jamie」など、どれも自然体で親しみやすいメロディだ。Timは作詞に関しても、4曲を担当した。

「Leaving For Maui」はカナダとハワイでヒットし、90年代にはハワイのデュオ、At Second Glanceによってカヴァーされた。At Second Glanceのカヴァー・バージョンは、彼らの2002年のアルバム『At Second Glance』で聴くことができる。

Footlooseの解散後、Tim Feehanはソロ活動をスタートし、カナダでは2枚のソロ・アルバムを発表。ソロ2作目の『Carmalita』(83年)も、金澤氏の著書『AOR Light Mellow』で紹介されている。

87年に発表されたソロ3作目の『Tim Feehan』は、David Fosterもサポートした全米進出アルバム。前年のカー・アクション映画『処刑ライダー』の挿入歌になった「Where's the Fire」が収録されている。

●収録曲
  1. Leaving For Maui - 3:24
  2. Just Enough Love - 3:26
  3. Dancin' Feelin' - 3:28
  4. It'll Take Some Time - 3:40
  5. Put On The Dog - 4:10
  6. Time Is Right - 4:06
  7. Jamie - 5:16
  8. Line-Ups - 4:25
  9. Thanks I Needed That - 3:42

◆プロデュース: Garry McDonall, Footloose

◆参加ミュージシャン: Tim Feehan(vo), Terry Medd(g), Curt Smith(k), George Goodall(b), Dwayne Feland(ds)
with Trevor Dunn/Doug Jenson(g), Ted Boroweicki(k), Rick Erickson(b), Brian Feland(per), P.J.Perry(sax), Brenda Jackson(bv), etc

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