Billy Joel(ビリー・ジョエル)の厳選名盤

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ビリー・ジョエルの厳選名盤

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ビリー・ジョエルの厳選名盤

オンライン・ショッピングの大手 amazon.co.jp で、ロック分野のベストセラーの常連に、Billy Joel(ビリー・ジョエル)のベスト盤『ビリー・ザ・ベスト』があります。 1985年のリリース以降、超ロング・セラーを続ける定番の2枚組ベスト盤で、米国だけで2,000万枚を超えるセールスを記録しています。

ところが、ビリー・ジョエルをベスト盤でしか聴かないというのは実に勿体ありません。
ビリー・ジョエルの良さは、個々のアルバムを聴いてこそ味わえるものだからです。
そこで、ビリー・ジョエルのこれぞ名盤という作品を6枚厳選しました。

●70年代後半、ブレイク期の3枚
 Turnstiles / ニューヨーク物語 (1976年)
 Stranger (1977年)
 52nd Street / ニューヨーク52番街 (1978年)

●80年代初頭、展開期の3枚
 Glass Houses (1980年)
 Songs in the Attic (1981年)
 The Nylon Curtain (1982年)

70年代後半、ブレイク期の3枚

『Turnstiles / ニューヨーク物語』、『Stranger』、『52nd Street / ニューヨーク52番街』の3枚です。 ビリー・ジョエルのアーティストとしての本質は、この3枚に凝縮されていると言っても過言ではありません。

『Turnstiles / ニューヨーク物語』(1976年、米122位)

デビュー当時の活動拠点だったロサンゼルスを離れ、故郷のニューヨークに戻って制作した作品です。
ニューヨークが破壊される近未来をSF風に歌った「Miami 2017」や、ジャズの定番にもなった「New York State of Mind / ニューヨークへの想い」、後の名ライヴ盤『Songs in the Attic』でシングル・カットされた「Say Goodbye to Hollywood / さよならハリウッド」、メロディの美しさが光る「James」など、粒ぞろいのアルバムです。

大ブレイクする『Stranger』への助走となった作品として、最高傑作の一つと評価されるアルバムで、『Stranger』と比べるとヴォーカルの細さを感じますが、優れたアーティストの証である研ぎ澄まされた感性を隅々に感じる作品です。

●収録曲
  1. Say Goodbye to Hollywood / さよならハリウッド
  2. Summer, Highland Falls / 夏、ハイランドフォールズにて
  3. All You Wanna Do Is Dance / 踊りたい
  4. New York State of Mind / ニューヨークの想い
  5. James
  6. Prelude/Angry Young Man / プレリュード/怒れる若者
  7. I've Loved These Days / 楽しかった日々
  8. Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)

『Stranger』(1977年、米2位)

ビリーが大ブレイクした作品であり、ロック、ポップス史上の歴史的名盤でもあります。
グラミー賞の「最優秀レコード賞」を受賞した「Just the Way You Are / 素顔のままで」、後にブロードウェイミュージカルの題材となった「Movin' Out」、日本で大ヒットした「The Stranger」など、重要曲が多く、ビリーのアルバムの中では、コンピレーション盤を除いて、最も売れたアルバムです。
購入する場合は、2013年3月に発売された、ソニー・ロック名盤100選「レガシー・レコーディング・シリーズ」がお薦めです。

●収録曲
  1. Movin' Out (Anthony's Song)
  2. The Stranger
  3. Just the Way You Are / 素顔のままで
  4. Scenes from an Italian Restaurant / イタリアン・レストランで
  5. Vienna / ウィーン
  6. Only the Good Die Young / 若死にするのは善人だけ
  7. She's Always a Woman
  8. Get It Right the First Time / 最初が肝心
  9. Everybody Has a Dream

『52nd Street / ニューヨーク52番街』(1978年、米1位)

こちらもロック、ポップス史上の金字塔的名作です。 グラミー賞の最優秀アルバム賞と、男性ポップ・ボーカル部門の2部門を受賞し、初の米1位を獲得しました。
ジャズ/フュージョン系のゲスト・ミュージシャンを多数起用し、クールでジャジーな香りのする作品です。

大物となった自信を象徴する「Big Shot」、フレディ・ハバードが間奏とエンディングでトランペット・ソロを披露した「Zanzibar」、憂いのあるバラード「Honesty」、シカゴのピーター・セテラが参加した「My Life」など、特にアルバム前半の充実度、完成度の高さは群を抜きます。 ビリーの全作品の中で最もレベルの高い作品と言って良いのではないでしょうか。
こちらも『Stranger』同様、2013年3月に発売された、ソニー・ロック名盤100選「レガシー・レコーディング・シリーズ」がお薦めです。

●収録曲
  1. Big Shot
  2. Honesty
  3. My Life
  4. Zanzibar
  5. Stiletto / 恋の切れ味
  6. Rosalinda's Eyes / ロザリンダの瞳
  7. Half a Mile Away / 自由への半マイル
  8. Until the Night
  9. 52nd Street / ニューヨーク52番街

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80年代初頭、展開期の3枚

紹介するのは、『Glass Houses』、『Songs in the Attic』、『The Nylon Curtain』の3枚です。80年代に入り、ビリー・ジョエルが更にアーティストとして成熟していく時期の3枚です。

『Glass Houses』(1980年、米1位)

ジャズ・フレイバーの前作と打って変わって、ロック色を全面に出した作品です。 多くのゲスト・プレイヤーを起用した前作とは対照的に、レギュラー・バンドによる演奏となっています。
前作に続き、米1位を獲得しました。

この頃のビリーの作品に共通する点として、前半(LPで言えばA面)にキャッチ―なヒット性のナンバーを置く傾向があります。 本作も同様で、「You May Be Right / ガラスのニューヨーク」、「Don't Ask Me Why」、「It's Still Rock and Roll to Me / ロックンロールが最高さ」、「All for Leyna / レイナ」といった前半のナンバーの楽曲センス、メロディの良さは特筆すべきものがあります。

●収録曲
  1. You May Be Right / ガラスのニューヨーク
  2. Sometimes a Fantasy / 真夜中のラブコール
  3. Don't Ask Me Why
  4. It's Still Rock and Roll to Me / ロックンロールが最高さ
  5. All for Leyna / レイナ
  6. I Don't Want to Be Alone / 孤独のマンハッタン
  7. Sleeping With the Television On / チャンスに賭けろ
  8. C'Etait Toi (You Were the One) / 愛の面影 (セテ・トワ)
  9. Close to the Borderline / ボーダーライン
  10. Through the Long Night / ロング・ナイト

『Songs in the Attic』(1981年、米8位)

1980年のアメリカ・ツアーの内容を収めた、ビリーにとって初のライヴ・アルバムです。
初期4枚のアルバムから選曲されており、大ブレイクした『Stranger』以降の作品が敢えて収めておらず、それが「屋根裏部屋の曲」というタイトルにも象徴されています。 また、初期の唯一のヒット曲「Piano Man」が収められていない点にも、ある種の”こだわり”を感じます。
本作から、「Say Goodbye to Hollywood / さよならハリウッド」と「She's Got a Way」がシングル・カットされ、ヒットしました。

●収録曲
  1. Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)
  2. Summer, Highland Falls / 夏、ハイランドフォールズにて
  3. Streetlife Serenader / 街の吟遊詩人は…
  4. Los Angelenos / ロスアンジェルス紀行
  5. She's Got a Way
  6. Everybody Loves You Now
  7. Say Goodbye to Hollywood / さよならハリウッド
  8. Captain Jack
  9. You're My Home / 僕の故郷
  10. The Ballad of Billy the Kid / さすらいのビリー・ザ・キッド
  11. I've Loved These Days / 楽しかった日々

『The Nylon Curtain』(1982年、米7位)

1982年のオートバイ事故による骨折、入院の後に発表されたのが本作です。
工業都市の衰退と貧困問題を歌った「Allentown」や、ベトナム戦争を題材にした「Goodnight Saigon / 英雄達の鎮魂歌」といったメッセージ性の高い楽曲や、サウンド・エフェクトを多様した音作りなど、全体的に凝った作風となっています。 ビートルズの『』や、ピンク・フロイドのようなプログレッシヴ・ロックのサウンドを意識したと言われています。
本作からは、「Pressure」、「Allentown」がシングル・ヒットしました。

●収録曲
  1. Allentown
  2. Laura
  3. Pressure
  4. Goodnight Saigon / 英雄達の鎮魂歌
  5. She's Right on Time
  6. A Room of Our Own / ふたりだけのルーム
  7. Surprises
  8. Scandinavian Skies
  9. Where's the Orchestra? / オーケストラは何処へ?

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